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2023年5月24〜26日、モリリン株式会社(以下、モリリン)東京本社での内見会『ボトム展』にて、『メタストア』を活用したAR体験会が開催されました。
この体験会では、スワッチ(生地素材見本)に付いたQRコードを読み込むだけで、簡単に製品化された3DCGサンプルをAR表示させる機能が披露され、多くの来場者にメタストア提供のARコンテンツを体験いただきました。
(モリリン提供。産学連携した織田ファッション専門学校の学生さんご来場の様子)
AR機能を使って3Dパンツを体験展示
繊維専門商社であるモリリンは自社の素材知識と3DCAD技術を用いて、ファッション業界のデジタル化を促進しています。
今回の取り組みは、2021年春よりスタートした織田ファッション専門学校との産学連携プロジェクトの一環です。株式会社サンウェルから提供された生地データを、織田ファッション専門学校の学生が3DCADデータに落とし込み、3DCGのパンツサンプルを作成しました。ハコスコはこの3DCGのパンツサンプルをAR表示できるよう、『メタストア』の新機能であるAR機能を提供しました。
(モリリン提供。画像右の実物と相違ないリアルな3DCGサンプルが表示されています)
このメタストアのAR機能は、スマートフォンでQRコードを読み込むだけで簡単にARを楽しめるサービス。2023年4月からラボ機能として新たに実装され、メタバースと組み合わせた活用方法が大いに期待されています。
(モリリン提供。AR表示を現実空間で重ね合わせてバーチャル試着する様子)
なお、下記QRコードから、本取り組みで使用された3DCGのパンツサンプルをブラウザ上で確認できます。
『メタストア』を活用するモリリンの取り組み
繊維専門商社のモリリンとハコスコはこれまでさまざまな取り組みで協業してきました。学生が手掛けた3Dモデリング作品の展示会スペースや、3D ECストアである『3D #AAAA』を2022年12月からメタストアでオープンしています。
繊維専門商社のモリリンが織田ファッション専門学校との産学連携プロジェクトとして展示会を開催。ハコスコが制作協力いたしました。
これらの協業を振り返る対談インタビューもぜひご覧ください。
さらに進化を遂げるECメタバース『メタストア』
ハコスコが手掛ける『メタストア』はメタバースを簡単に事業に活用できるプラットフォームです。
時代の流れに応じたアップデートも順次実施し、3DモデルのAR表示機能やチャットボットの追加機能なども利用可能です。
今回のモリリンとの取り組みは、3DモデルのAR表示機能をフル活用した新しい商空間の創出事例となっています。