目次
3D仮想空間の形で提供されることが多いメタバース。その中に現実のモノを持ち込もうとした際に必要になるのが3Dスキャンです。
「3Dスキャン」と聞くと、
「専用の機材が必要？」
「なんか難しそう…」
と思われる方も多いかもしれませんが、そんなことはありません！
実はスマホ1つで、誰でも手軽に、3Dスキャンできるんです！
ということで、今回はスマホ3Dスキャンアプリ「WIDAR」を試してみます！
無料で使えて、iOS/Androidに両対応していて、編集機能やシェア機能も豊富な3Dスキャンアプリ「WIDAR」。
伝えたいことが多すぎて、1つの記事には収まりそうにない…！！！
ということで、本連載は全4回に分けてWIDARの魅力をお届けしようと思います！
- 無料の3Dスキャン・スマホアプリ「WIDAR」でスキャンを試してみた！
- 無料の3Dスキャン・スマホアプリ「WIDAR」を徹底解説！特徴・編集機能・シェア機能についてご紹介します！
- 【徹底比較】おすすめの3Dスキャンアプリは？「WIDAR」って実際どうなの？
- 3Dスキャンからストア開設まで全部無料！？「WIDAR」で3Dスキャンして「メタストア」にアップロードする手順をご紹介！
今回は第1回ということで、WIDARでスキャンを試してみます！
目次
実際にWIDARで3Dスキャンしてみよう！
今回スキャンしたのは、こちらの腰掛けサンタ。
WIDARのPhotoスキャン(フォトグラメトリ)モードでは、被写体が透明だったり模様が無いものだと相性が悪く、
うまくスキャンできない場合があるので注意が必要です。
今回のサンタはバッチリのはず…！！
撮影の際には、ぐるっと被写体の周りを回りながら撮影する必要があります。
撮影しやすいように、部屋の真ん中に脚立を設置し撮影してみます。
サンタさんに桐の箱に腰掛けてもらって、更にその間に適当な台座を挟むことで、地面が綺麗に切り抜けるようにしてみました。
デフォルトでは写真が自動で数秒おきに撮影されるモードですが、動画モードに切り替えることも可能。
今日はデフォルトのまま撮影してみます。
脚立の周りをぐるっと20枚ほど撮影。
高さと角度を変えて3周撮影。
合計で60枚ほど撮ってみました。
この画面で見切れた写真やボヤけた写真などを取り除くと、スキャン精度が向上します！
撮影した後はアップロードボタンをタップ。
自動で、アップロード、データ処理、ダウンロードが行われます。
データ処理には数分かかるので、別のことをしながら待ちましょう。
ダウンロードまで完了すると通知が来ます。
待つこと5分。スマホに通知が飛びました！
3Dモデルが出来上がったみたいなので、早速確認してみましょう！
見事にスキャンできました！！！！
サンタの服のギザギザした質感や、靴下部分の繊維の質感、右手のプレゼントを持った部分も綺麗にスキャンできています！
問題なさそうであれば、名前を付けてスキャン結果を保存しましょう。
これで”アイテム”としてWIDARに保存されました。
「サンタをスキャンするぞ」と意を決してからここまでの所要時間は約10分ほど。
あっという間に3Dモデルが作れてしまいました…！
3Dモデルの不要な部分をカットしよう！
写真アップロード時に”地面を切り取るオプション”をOFFにしていたので、不要な脚立部分を手動で切り取ります。
WIDARのAR機能を使って、本物のサンタとスキャンしたサンタを並べてみました。
パッと見だと、どちらが本物か悩むクオリティです！
編集して動画を書き出してみよう！
3Dモデルの不要な部分も削除し、”アイテム”としては完成しました。
実は、WIDARには複数の3Dモデルを1つの空間に配置する”シーン”という概念があります。
今回はこのように、他のユーザーさんがアップロードしたクリスマスに因んだ3Dモデルを組み合わせてみました。
更に、背景とエフェクトを追加して…。
実際に動画を出力してみました！
このカメラワークも自分で実際にスマホを動かして記録しています。※編集機能、シェア機能に関しては第2回でお届けします。
次回は編集・シェア機能を深掘り！
今回は、WIDARで3Dスキャンする際の流れを簡単にご紹介しました。
第2回では、WIDARの最大の特徴である編集機能とシェア機能に関して、より詳しくお届けします！
スキャンした3Dモデルは、メタバースでの活用は勿論。
思い出は写真や動画ではなく、3Dで残す時代が到来しています。
是非皆さんも「WIDAR」を試してみましょう！
「WIDAR」は下記ストアにて無料配信中です。
・iPhone
https://apps.apple.com/us/app/widar-3d-scan-ar/id1574012258
・Android
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.wogo.widar.android
