目次
突如としてあらわれ、今もなお急激な市場拡大を見せている「メタバース」。
さまざまなメタバースのプラットフォームやサービスが参入しているので
「メタバースのプラットフォームは、それぞれ何がどう違うの…?」
「メタバースのプラットフォームの選び方やコツが知りたい」
と思う方もいるのではないでしょうか。
本記事では、メタバースのプラットフォームを徹底比較し、プラットフォームごとの特徴や選び方のコツについて紹介します。
目次
メタバースのプラットフォームを選ぶコツ
メタバースのプラットフォームを選ぶときは、メタバースの利用目的や用途をしっかり決めましょう。
具体的に検討する内容は、以下の通りです。
- 利用用途に合っているか(例:コミュニケーション、イベント、オンライン店舗、など)
- 手軽に使えるか(例:ブラウザ、スマホアプリ両方で使えるか)
- 個人・法人、どちら向けのプラットフォームか
- メタバース空間のカスタマイズ性はあるか
- どれくらい費用がかかるか
- アバターはあるか
また、「メタバース空間のカスタマイズ性が高いかどうか」も確認しておきましょう。
メタバースのカスタマイズ性に優れていることで、
- オリジナリティのある空間を自分好みにつくれる
- 他のユーザーとのコミュニケーションのきっかけになる
など、メタバースならではの楽しみが得られます。
メタバースのプラットフォーム7選
おすすめのメタバースプラットフォームを7つに絞ってご紹介します。
日本国内の企業が運営しているプラットフォームや、国内でも有名なプラットフォームも紹介しますので、プラットフォーム選びの参考にしてみてください。
Virbela
VirbelaはアメリカのIT企業「Virbela社」が運営するプラットフォームです。
Virbelaの用途は主に以下のとおりで、基本的にはビジネス向けのプラットフォームという位置づけです。
- リモートワーク
- オンライン国際交流
- イベント・講演会
- マッチングイベント
アバターはビジネスシーンにも自然に溶け込むデザインとなっています。
カスタマイズ性にも優れ、自分だけのアバターを作成することができます。
Virbelaは、立体音声なども取り入れ、「臨場感あふれるリアルなコミュニケーションの実現」を目指しています。
公式サイト:https://www.virbela.com/
Cluster
Clusterは、国内の「クラスター株式会社」が運営するプラットフォームです。
主な利用用途には、
- ゲーム
- チャット
- イベント参加
が挙げられ、VR空間で人が集まることができるメタバースプラットフォームを目的としています。
Clusterは、PCはもちろんスマホでも利用でき、VRゴーグルなどの機材がなくても始められます。
VRゴーグルやコントローラーがあれば、より本格的な体験ができるでしょう。
Clusterには「ワールド」という仮想空間があらかじめ用意され、自由に出入りができます。
ワールドの種類は世界の名所や「バーチャル原宿」などさまざまで、360度の仮想空間を見ているだけでも楽しめます。
ワールドは個人でも自由に作成できるため、クリエイターの方にもおすすめです。
公式サイト:https://cluster.mu/
VR Chat
VR Chatは、VR空間へアバターで参加し、さまざまな人とコミュニケーションできるプラットフォームです。
主な利用用途は
- コンテンツ配信
- 他のユーザーとの交流
- イベント会場としての利用
となっています。
VR Chatの大きな特徴として、アバターや仮想空間のカスタマイズの高さが挙げられます。
ひとえにアバターとはいえ、動物や昆虫、植物など選べるモチーフはじつに多種多様です。
各々の型にはまらない発想が自由に再現できます。
また、VR Chatはバーチャルイベントの会場として利用されることもあります。
過去にはサンリオや日産自動車が、VR Chatを会場としたイベントを開催しました。
VR Chatには無料版と有料版がありますが、メタバースそのものを体験し楽しむ分には、無料版でも申し分ないでしょう。
公式サイト:https://hello.vrchat.com/
V-ket
V-ketは、世界最大のVRイベントです。
年2回の頻度で行われ、その市場規模は年々大きくなっています。2022年は8月と12月に開催されました。
V-ketのイベントの内容は、主に以下のとおりです。
- アバターの購入
- アバターの服の閲覧、試着、購入
- その他、商品・サービス販売
- 大手企業や有名店によるイベントブース設置
- アーティストによるライブイベント
V-ketでは、世界中からユーザーが参加し、その来場者数は100万人を超えます。
これだけボリュームがありながら入場料は無料で、どんな方でも気軽に楽しめます。
買い物はもちろん世界のユーザーとの交流、お祭りのような雰囲気も含め、楽しみ方満載の期間限定プラットフォームです。
公式サイト:https://www.hikky.co.jp/
Styly
StylyはARやVRなど3D作品をつくれる、クリエイティブユーザー向けのプラットフォームです。
難しい概念や勉強など不要で、誰でも手軽にARやVRの制作を楽しめます。
世界で高いシェアを誇る3D制作ソフト「Blender」や、ゲームエンジン「Unity」と互換性があり、データのインポートなどに対応しているので、プロ向けの本格的な3D制作もこなせます。
また2022年6月にはアップデートにより、UIデザインをはじめ、さまざまな機能を追加しました。
このアップデートにより「ハコスコ」への対応も実現しています。
なおStylyは無料でも利用できますが、作品の商用利用はできない仕様となっています。
公式サイト:https://gallery.styly.cc/about/ja
メタパ
メタパは凸版印刷株式会社が開発・運営している、リアルとバーチャルを融合したメタバースショッピングモールです。
利用用途は以下のとおりで、法人・個人どちらでも利用できます。
- 友人とのショッピング
- ショップのスタッフやその他の仲間との交流
- バーチャルストアの出店
メタパには現実のショッピングモールのようにさまざまなお店が集まっているので、取り扱っているアイテムもさまざまです。
ショッピングには各々のアバターを用いるため、付き添いの友人はもちろん、店員や店舗で出会ったユーザーと、音声会話やチャットで交流できます。
メタパはウィンドウショッピングや交流は無料ですが、出店については1店舗あたり300万円の費用が必要です。
公式サイト:https://metapa.app/
メタストア
メタストアは「株式会社ハコスコ」が運営する、専門知識不要でバーチャルストアを開設できるECプラットフォームです。
個人でも法人でも、それぞれ自分だけのバーチャル店舗をメタバース上に開くことができます。
また、ショッピングのみならず、コミュニティの場や展示イベント会場としての利用も最適です。
メタバース空間のレイアウトには、あらかじめテンプレートが用意されているので、誰でも手軽にクオリティの高いメタバース空間が作れます。
3Dモデルの配置や、デザインのカスタマイズは、ブラウザ上で直感的に行えるので、自分好みのレイアウトづくりができます。
またShopify連携しているので、すでにShopifyのショップを持っている方にとっては導入ハードルも低いです。
フリープランでは無料で始めることができ、ビジネスプランも月額1万円と導入しやすい価格帯です。
法人のみならず、NFTアートやアイテムなどを販売したい個人事業主の方やクリエイター、フリーランスの方にも適したプラットフォームです。
公式サイト:https://meta.hacosco.com/
メタストアでは無料で簡単にメタバースを始められる!
おすすめのメタバースのプラットフォームを7つご紹介しました。
いざメタバースに参入し、バーチャルストアを開設したくても、
-
- ゼロの状態から導入するのって難しいし、ハードル高そう
- バーチャルストアをひとつ作るのも、意外にお金がかかる
- 決済方法とか、商品管理はどうしよう
- 開設できても、どうビジネスに活用すべき?
といったお悩みから、二の足を踏んでいる方もいらっしゃることでしょう。
「株式会社ハコスコ」が提供するメタストアなら、あらかじめ用意されたテンプレートに沿って操作するだけで、簡単にバーチャルストアを始められます。
導入コストも無料から。
ブラウザから簡単にらくらく開設作業ができるため、メタバース初心者の方でも安心です。
メタバースを活用した新規事業をスモールスタートさせたい方は、是非メタストアを試してみてはいかがでしょうか。